STICOリボーンエコプロジェクトとは。企業に愛される仕組みとSDGs

STICOは環境に配慮したSDGsへの取り組みもおこなっています。このSTICOの環境への取り組みの一つとしてリボーンエコプロジェクトがあります。では、どのような環境に関する工夫がSTICOにはされているのでしょうか。今回はSDGsとSTICOリボーンエコプロジェクトについてまとめてみました。

 

♦︎そもそもSDGsとは

近年よく聞くSDGsとはどのようなものなのでしょうか。SDGsとは「SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS」の略で、世界を変えるための17の目標とされています。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

そもそもSDGsとは

企業や個人は、必ずしもSDGsのために新たな取り組みを一からするといく必要はありません。今まで当たり前にやってきた企業の取り組みであっても世界の共通目標の視点で考えてみることで、グローバルな視点でもく理解することができるようになります。さらに、SDGsに記された世界の共通目標を企業の取り組みと結びつけることで、より多くの人々の共感や理解を得られやすくなることにもつながるとされています。

 

♦︎SDGsの17の目標の中にはどんな目標があるの?

ではどのような目標がSDGsにはあるのでしょうか。

SDGsの例として目標12「つくる責任」を見てみましょう。

SDGsの例として目標12「つくる責任」

遠い未来の話ではなく、今から30年足らずで地球の人口は現在の74億人から30%以上増加した96億人にも達するとみられており、地球と同じ惑星をほぼ3つしなければ今と同じライフサイクルを送ることは困難であると言われています(参照:国連広報「170822 Why it Matters Goal 12 Consumption(EJ)」。

そのため私たちは、衣料、食料、エネルギー、色々な分野での「つくる責任 つかう責任」の解決が必要となっています。

例えば、現在ではすでに大量生産とゴミ問題は世界中の問題となっています。そのような課題に対してリサイクルや製造工程にゴミを作らないといった施策が設けることが一つの解決方法として考えられます。全世界共通のこととなると難しいですが一人一人が取り組める機会を生産者の側が設けることで、利用者の側でも新しい価値観や可能性を見つけていくことができるようになるのではないでしょうか

 

♦︎STICOの行うリボーンエコプロジェクトとは

では、STICOの行うリボーンエコプロジェクトとはどんなプロジェクトなのでしょうか。

リボーンエコプロジェクトは、英語表記にすると「STICO RE:BORN ECO PROJECT」となります。ここからもわかるようにRE:BORNつまり「reborn」再生という意味をもっています。

「捨てるのではなく「替える」。それがSTICOのECOです。」

このキャッチフレーズに代表されるようにSTICOのRE:BORNエコプロジェクトは、シューズに使われているEVA素材を回収しリサイクルすることで、ずっと履き続けられる一足になります。

環境を考え配慮した上での製品づくりがSTICOのリボーンプロジェクトと言えそうですね。

 

♦︎分解できるSTICOの靴

STICOの靴は、独自の技術により組み立てた後に分解することができます。

具体的には、ロゴの金属、STICOシューズの外皮、ゴムアウトソール、スチールトゥキャップです。

実はSTICOの各部位の部品がそれぞれの素材特性によって分別できるように設計されています。そのため、STICOの靴は永続的にリサイクルが可能となっています。ボンドを全く使用せず、完全分解でき、リサイクル可能なSTICOならではのモジュール技術です。

また、数年間にわたる開発により、より改善を続けることでより良いシューズの提供を可能にしています。

リサイクルへの想いを実践することで、優れた機能を維持したまま限られた資源を生かしていくことは、環境を大切にする想いを形にする、STICOならではの試みといえるでしょう。

分解後の流れ

STICOシューズのそれぞれのパーツへの分解後は次のようになります。

STICOシューズの分解

①収集(Collection):収集使い終わったSTICO製品をお客様から収集します。

②洗浄(Washing):製品から汚れや異物の除去を行います

③裁断と混ぜ合わせ(Fragmentation and mixing):製品の祭壇と混ぜ合わせを行います。

④加圧(Pressing):裁断し混ぜ合わせた製品を最適な状態に加圧します。

⑤押出形成(Extrusion):製品の化合物へと最終的な押出形成を行います。

⑥化合物(Compound):化合物を細かくくだき、再利用できる状態にします。

 

♦︎SDGsとSTICOの商品

STICOのシューズは当初リサイクルの仕組みを作るということが、一つの企業の課題でした。それを解決するためにSTICOは素材から見直し、環境にも人にも優しい新たな価値を提供することを可能にしました。

リサイクルの具体的な内容(CO2の削減)

STICOシューズのSEB02の型番を1から1ペア作る際には、832.26gの二酸化炭素が排出されるため、100万人が1から作ったこのシューズを履くことになった場合、832.26トンの二酸化炭素が新たに生み出されることになります。

一方で、STICOのシューズをリサイクルした場合発生するCO2(二酸化炭素)の排出量を0にすることができます。

また、リサイクルをされて作られたシリーズのエコマークとして以下のマークが記載されていますので、是非ご確認ください。

STICOシューズリサイクル

 

♦︎STICO独自のSUPER EVA素材の評価

STICOシューズの素材であるSUPER EVAの将来性や成長性が評価されたことで神奈川県秦野市(はだのし)の「セレクト神奈川100」に認定されています。

また神奈川県秦野市のふるさと納税の返礼品としても登録されています。

神奈川県秦野市のふるさと納税STICO

♦︎STICOのエコについてまとめ

いかがだったでしょうか。STICOの環境への取り組みは、シューズの素材だけでなく環境への取り組みを大事にしたいというSTICOの企業精神から生まれているようですね。繋がる安心安全がつくるSTICOのシューズの魅了に出会ってみてはいかがでしょうか。それでは、引き続きお買い物をお楽しみください。

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