高機能の抗菌銅コパーマスク。喘息や塵、ホコリアレルギーにも対応
近年COVID-19(コロナウイルス)の蔓延により、世界中で予防医療や感染拡大防止、再発防止に向けた医療の在り方に注目が集まっています。今回は、予防医療や感染症対策として私たちの身近にある物質である銅と当サイトでも販売している銅・コパーマスク(Copper Mask)についてまとめてみました。
銅(copper・コパー)とは?
銅は、英語表記でcopper(コパー)と呼ばれる元素のことです。元素記号はCuとなっています。銅は金属資源としてさまざまな用途で古くから利用されてきました。
日常生活の中でも銅は硬貨、電線、デジタルカメラやスマートフォンといったところで身近に使われていますね。このような身近にある銅の利用の仕方は、金属の中でも銅が電気を通しやすいという電気の伝導性を利用したものなっています。
銅(copper・コパー)のもつ抗菌性について
もう一つの利用のされ方として、銅は古くから抗菌作用のある金属としての利用もされてきました。身近な銅を利用したものを思い浮かべるのは難しいかもしれませんが、医療機関などでは銅を含む聴診器や膿盆(のうぼん)などでも利用されています。
銅と他の金属の抗菌性の比較
銅イオンの微量金属作用には、細菌類を死滅させる性質があります。銅のウイルスを破壊する能力は他の金属に比べおよそ5倍といわれています。
このことを実証するものとして、鉄、亜鉛、カドミウムといった金属と銅のDNA親和性を比較した結果が挙げられます。
上のグラフでは、左側のCu2+のグラフが他のグラフと比べて5倍近くあるのがわかりますね。これはDNAとの親和性の高さを表しています。
銅は他の金属物質に比べてDNAの親和性が5倍近くあるため、DNAと結びつきが強いCOVID-19のようなウイルスの不活性効果の試験にかけた結果、銅は最も有力な不活性効果があることが実証されています。
銅(コパー)がウイルスを不活化させる仕組み
次に銅がウイルスを不活性化する仕組みについて下の絵を見ながら見ていきましょう。
ますは、STEP1でウィルスが銅イオンを栄養素として細胞の中に吸収します。イラストからウイルスが銅イオンを食べてるのがわかりますね。
次に、STEP2で吸収された銅イオンが内部から穴を開け、ウイルスから必要な栄養分と水分を奪います。銅が内側からウイルスに働きかけをしています。
最後のSTEP3では、ウイルスは呼吸と代謝機能に深刻なダメージを受けDNAが破損し、結果死滅しています。
このように、銅イオンはDNAやウイルスとの親和性を活かすことで効果的に機能を破壊していくことができます。
銅(コパー)をそのまま使うことの弊害
しかし、銅は100%の状態では少し不都合なことが起こってしまいます。
銅イオンはそのままの状態で空気中にあると、酸素や塩素といった空気中の成分により酸化膜や塩素化合物といったものと結合してしまいます。その結果銅イオンの持つウイルスや菌の不活性化能力が短期間に低下してしまうことが課題としてあげられます。
そのため、抗菌性を重視した銅の利用は銅単体で用いられるというよりはさまざまに加工されて用いられることが一般的です。
銅合金について
銅合金の表面には広範囲の微生物を不活性化する固有の能力があり、定期的に洗浄していれば2時間以内に病原菌の99.9%以上が不活性化することが「アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)」によって証明されました。

米国環境保護庁 (EPA)
現在でも抗菌性のある銅合金属製品は、イギリスやデンマーク、日本をはじめ多くのくにで医療施設に用いられています。
銅を医療現場に利用した事例
サウスカロライナ医科大学のM.Schmidt教授は、3つの病院で銅製のベッド柵やベッドテーブル、ナースコールボタン、点滴スタンドなどを使用し、病原菌数および感染率の減少を調査。4年間にわたる調査の結果、2011年7月、WHO ICPCIで「銅表面が感染リスクを58%削減」という検証結果を発表しています。
銅とマスクの組み合わせ
現在のコロナ禍では、このような銅の抗菌作用が再び見直されています。特に抗菌性のあるマスクについては、銅と親しみのあるアジア地域で多く取り上げられていました。
2020年9月、アジア最大の微生物研究所「韓国全北大学」の研究結果で、CooperMaskが新型コロナウイルスを不活性化することを科学的に証明できる世界で初めてのマスクであること発表しています。
こちらは当サイトでも販売しておりますので、お好みのサイズや色を選んで購入ができます。
臨床検査と最もウイルスに効果的な銅の22%配合
光抗体法検査と呼ばれる「抗原抗体反応による混濁物に光を照射させ、透過率を測定するウイルス感染症の臨床検査」を実施したところ、銅を含まない素材からは強烈な緑の蛍光信号が検出されたのに対して、銅を含んだ比較素材は蛍光信号が大幅に減少する結果となりました。 特にCopper Maskと同じ銅の割合が22%の素材については時間がたっても蛍光信号がほとんど検出されませんでした。
ウィルス以外でも効果の見られる銅の効果
銅はこれまでも長い間抗菌作用のある物質として用いられてきました。銅の抗菌、殺菌機能には、喘息や塵、ホコリアレルギーに対しても効果があります。
銅の人体への安全性
銅がDNAとの親和性が高いと聞くと人体への影響が気になりますね。しかし、銅の成分は人体の組織に低感度で非溶性であるため安全です。その証明として、銅コパーマスクは「安全性」の証明として、以下のさまざまな検査をクリアしています。
①韓国のKCマーク取得
Copper Maskは韓国の国家統合認証マークであるKCマーク(Korea Certification Mark)取得済みのマスクですKCマークは、日本のPSマーク、EUのCEマークに相当する製品の安全性を保障する認証マークです。人体に有害な重金属、ホルムアルデヒド、化学物質、pH値の安全性の検査に合格した安心できる商品であることを保証しています。
②KATARI認証済み
Copper Maskは韓国の繊維・ファッション分野における韓国最高の研究機関である韓国衣類試験研究院KATRIでの試験、検査、認証済みです。
③ISO14001とISO900取得
コッパーラインの抗菌マスクは、ISO14001 、ISO9001取得済みの製品ですので安心してご使用いただけます。
④オーストラリアARTG取得
⑤アメリカ食品医薬品局(FDA)取得
銅コパーマスクまとめ
いかがだったでしょうか。銅の抗菌作用は現在でも医療現場でも用いられており、一般家庭のハウスダストなどにも効果があることは驚きですね。STICOショップでは、コロナ禍の期間のみの販売となりますが、銅を用いた抗菌作用のある商品も販売しておりますので、こちらも是非お試しください。それでは、引き続きSTICOショップでのお買い物をお楽しみください。